うつ病患者との対話法|周囲の接し方によって症状を緩和できる

心の病の対処法

女の人

身近な人が病気になったら

うつ病という病気は、外傷などはないものの、ストレスなど原因となって吐き気や頭痛、睡眠障害、だるさ、倦怠感などといった様々な症状を引き起こしてしまう精神的病です。誰にでも、悲しい出来事や辛い出来事でストレスが溜まることがありますが、人間はそれを乗り越えられる力を持っています。しかし、時に乗り越えられないような悲しみや辛さが襲ってきたときに、塞ぎこんだり、自ら抱え込んでしまったりしてストレスが発散されず、うつ状態が続き発症してしまうのがうつ病です。うつ病になってしまうのは、心が弱い人であるということではありません。真面目で強く、責任感の強い人ほど、周りの人に迷惑をかけたくない、という思いから一人で考え込むことが多く、発症しやすいと言われています。そのため、うつ病患者は心がとてもデリケートな状態になっており、周りの人の言動や行動が、良くも悪くも大きく心に響くと言えます。自分の大切な友人や家族がうつ病になってしまったとき、どのような接し方をすれば良いのでしょうか。

正しい方法とは

うつ病患者への接し方のポイントは2つあります。まず一つ目は、励ましの言葉をかけないということです。「頑張れ」「早く良くなるといいね」というような励ましの言葉は通常は心に響く素晴らしい言葉ですが、うつ状態にあるときはその言葉がプレッシャーとなって、さらに患者の心を追い詰めてしまうことがあります。患者に言葉をかけるときは、「大丈夫」「焦らない」「あなたの味方だよ」などと、プレッシャーを与えず、共に歩んで行きましょう、というような言葉の接し方をするのが、患者への一番の励ましとなります。二つ目は、決して患者を責めないということです。病気が良くならないと、自分も焦ってイライラしたりしてしまうこともありますが、決してそのような態度はとらず、病んでいる部分ではなく、患者の持つ健康的な部分を褒めるようにするなどの工夫をして、責め立てないように注意します。自分の怒りや焦りなどの感情をぶつけてしまうと、より症状が悪化して追い詰めてしまうことがあるので、そのような感情が現れたときには、ぐっと我慢した接し方をすることで、患者の治りも早くなると言われています。

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